現代の日本社会は、日々の変化がめまぐるしく、物質の反乱とともに科学技術が飛躍的に向上し、近年では、インターネットに代表されるように情報が是非を問わず飛び交い、垂れ流し状態にあります。戦争から高度経済成長、そしてバブルの崩壊と不景気の長期化と、少なからず時代の影響を大人も受け、しかしながらいつの時代も立場の弱い子どもたちは、そのあおりをまともに受けてきました。その変化は、既に大人の凝り固まった考え方では、理解不能になり、社会的問題としてクローズアップし、対策も本質を捉えきれないまま時間のみが過ぎ去っています。
われわれ 特定非営利活動法人フレンドスペースは、「ひきこもり」や「不登校」などの、目の前に見える青少年たちの現象に対して、目先だけの解決ではなく広い視野に立ち、人間の本質的な「生きるための本能行動現象」として、それを明るい未来の兆しと位置づけています。この日本社会が、経済成長を中心にした競争原理の中で、忘れかけている大切なことの再生が必要と考えるからです。その根本として、「家族」の“ありよう”、特に「親子関係」の“ありよう”が存在します。
17年間の臨床活動を主軸・基盤として、さらに新たな活動へと展開してゆくプログラム・企画等を提示してゆきます。これからの日本社会を明るくする要素を持つ青少年、子どもたちとともに、大人たちも精神の成長をする時代なのです。